「ゼテギネア帝国ができる以前つまり、ゼノビア王朝の時代大陸には５つの王国があった。
「まず大陸の東に位置し、もっとも豊かな国と言われたゼノビア王国。
「黒真珠海をはさんで大陸南部がホーライ王国。北東部がドヌーブ王国じゃ。
「大陸西部に位置するのがオファイス王国。
「そして、大陸の北西部、雪でおおわれた極寒の地がハイランドじゃ。

●ホーライ王国

●ドヌーブ王国

●オファイス王国

●ハイランド王国

ゼテギネア５王国図

各王国の版図については想像を含む
アンタリア大地はホーライ領とも思える。

　その領域は西方のウェンティヌス、中央のラティウム、東方のカピトリウムに分かれている。
　またローディス統治下でアルバ地方を併合しニルダム東方領と併せて王国南部地域とした。
　首都はラティウムに位置するウィニア。

　開闢王ヴィラーゴにより建国された古い国家であるが、ニルダム滅亡後ローディスに無条件降伏し、王統を保とうとしたがローディスの政策を嫌った民衆の反乱に倒された。

十字軍遠征前のパラティヌス地方

　ローディスの光焔十字軍政策により、政治・軍事・宗教の３権がローディス支配下となった国々。

　ライの海沿岸に位置し強盛を誇っていたが、ローディスの侵攻と後継者争いがも重なり滅亡した。
　その後、領土は分割され、ニルダム民族も強制移住させられている。

　部族単位で別れていたため、地域的な国家は発生していなかった。
　バルダー鉱を産出しゼノビアと国境を接していたため、ローディスの意を受けたパラティヌスに併呑された。

　バーニシア・フィダック・コリタニ・アルモリカ・ブリガンテスの５つの国にバクラム人・ガルガスタン人・ウォルスタ人が混合して暮らしていた。

[統一戦争]
　５国の均衡が破れ諸侯相討つ争乱となったが、ドルガルア王によりヴァレリア王国として統合された。

[ハイム戦役]
　ドルガルア王の死後、民族間の対立による内戦及びローディス教国の軍事介入により混乱状態に陥ったが、王の遺児ベルサリアによって再統合される。

[ヴァレリア王国]
　ベルサリア女王の治世下で単一国家としての基盤を築かれたヴァレリアは、ヒッタイト人に占領されるまでの約千年間、独立国家として存続した。

統一戦争前のヴァレリア

　その領土は大きくは８領に別れており、軍事力は１６ある騎士団に集約されている。

　聖地アヴァロン回復を名目に、盛んに近隣諸国に政治軍事両面における干渉や征服を行い、ローディス教の信仰を拡大している。

[ 光焔十字軍十六騎士団 ]
　暗黒騎士団：教皇直轄
　冥煌騎士団：
　聖炎騎士団：フェーリス公国
　白牙騎士団：オウィス島北ラーヌンクルス領

ローディス８領図

嘘です

　ローディスにより改宗という名目でフェーリス公国領内に統一されたが、以前北部南部間の対立は根深い。

オウィス島