この文章はニフティーサーブ・FANCLB2の会議室にアップしたものに修正を加えたものです。

 11月の初め頃、Lainのビデオ1巻2巻をかりてから、Lainにハマりました。

 最初、第1話を観たときは理解しきれないものがあったのですが、2話・3話と観ていくうちに、その雰囲気にぐいぐい引き込まれ、玲音がプシューケを組み込む話あたりで、そのストーリーに魅せられました。
(ドライバくわえて下着姿で、ナビを改造して部屋を機械で埋め尽くしていく玲音にも、魅せられたのですが)

 おかげでDVD・表紙目当てのWinGraphic・PSのゲーム版を購入しました。シナリオ集も捜索中です。後悔しているのは、LDで集めていれば3巻でBOXが手に入ったのに、と云うことです。また不満なのはLD・DVD版の値段設定が足下見られてるように高価な気がすることです。が、結局買って満足していたりします。

 あとゲーム版ですが、実は私プレイステーションを持っていません。雑誌でも「原作を見ている人なら満足できるのでは」というような評価がめだち、ひょっとしてクソゲー?と買うか買うまいか相当悩んだのですが、結局友達からPS本体を借りる算段をつけて、ゲーム買いました。
 買って数時間プレイしたのですが、もう、のめりこみました。
 原作と顔が似ていなかろうが、レスポンスが悪かろうが、関係なし。顔が似ていなくても玲音は玲音だし、あの時系列を少し前後させながらストーリーを語る切り口、そしてストーリー自体の重苦しさ(アクセントでたまにホっとさせるところがあるので逆に重苦しさが強調させられる所)や、夜道で背後が気になるけど背後を振り返ることができないと云うような怖さを醸し出す所などなど、もうその雰囲気は原作のアニメの魅力そのものでした。 たぶん原作観ていなくても、そういう雰囲気に惹かれる人は楽しめる良いゲームだと思います。(万人受けはしないでしょうが) だからこそ、雑誌の評価で原作ゲームという印象があることや、レスポンスの取っつきにくさで損をしているのじゃないかも感じました。

 以上長々と書いちゃいましたが、ここや旧会議室の書き込みFHORRORなんかの、自分の観た所までをROMして、さらにゲームやったら、もう書き込まずに入られない気持ちになり、感情のほとばしるまま書きました。

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