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戦力分析(00.12.05)

-->戦力分析J2編

思いつきで予想しているので極端なところはご容赦を(汗)

全般動向
(開幕前)
 旧JFLがJ2になりプロ化した影響で、J1・J2間の移籍が多い。プロ選手の裾野が広まった反面、基本的に球団は一部を除いて資金繰りに苦慮しているため、クラブ内の選手層は薄くなりつつある。
 獲得した新人の素質や育成は、各クラブの数年後の強弱に影響するだろう。 ユースを整備してその世代で強いクラブが伸びてきても良さそうなのだが、トップチームを若手主軸で編成すると彼ら若手が伸び悩む可能性もある。若手の活模範となるベテラン中心選手が居ないクラブのトップチームは、長いリーグ戦では苦戦する。

 2000年度は、普通に考えれば名古屋・柏が安定した強さを発揮しそうだ。アジアチャンピオンの磐田は気持ちを切り替え戦力を整えて、それに続くと信じたい。その3つに清水・鹿島がチーム状況によっては優勝争いする位置に来るだろう。ただし、経営面または選手層での不安定要素が欠点として露呈すれば最悪の場合降格戦線にも顔を出す可能性もある。なお、磐田や名古屋・清水にはアジアでのカップ戦との両立という贅沢な悩みもある。

 広島はその活躍如何で上位争いを面白くしそうだ。

 横浜・ヴェルディ・フロンターレ・京都はチームに手を加えすぎている。監督の手腕如何でフィットしなければ低迷する。降格ラインに落ちることも考えられる。と言っても、監督の采配やモチベーションによっては99年1stのヴェルディのように大化けする事も有り得る。昇格したフロンターレあたりはモチベーションは高そうだが、川崎から出ていくことが決定しているヴェルディは・・・。

 ガンバ・セレッソ・神戸も危なっかしいがかろうじて中位に踏みとどまるか?(希望的観測)
 去年はセレッソが化けたが、今年はガンバに化けてもらいたい(希望的観測)

 降格戦線最右翼は独断と偏見により市原。次点は福岡・東京。それらに、可能性として関西勢・神奈川勢が絡む。

(1st 終戦) >普通に考えれば名古屋・柏が安定した強さを発揮
 大嘘でした。どこも安定した強さを発揮せず、上位潰し合いと終盤の静岡勢の失速で、横浜とC大阪のデッドヒートになりました。

 中堅クラスでは私が広島に期待していたサッカーは東京がやっていました。神戸の健闘は嬉しいところです。ヴェルディはチーム再建中で暗中模索という感じでしょうか。鹿島は・・・

 降格戦線も大はずれ。ガンバは逆の意味で化けています。
 名古屋は去年の浦和のようにずるずる降格という危なさがあります。福岡・市原も今年は違うなと思わせつつも順位的にもゲーム内容的にも危うさがあり落ち着けません。

全日程
消化
 ごらんの通り開幕前の予想は大外れ。局所的には自画自賛したい部分もありますが......

 振り返ってみれば1stの好調を維持でき無いチーム(C・清・神)や、2ndで盛り返したチーム(G・福・鹿)などがある一方、一年間通して堅調だった柏・磐田、さらには回復できず降格したチームと、混戦の中でも強弱の色分けが出来た1年だった。

 降格予想で名前を挙げたモノは外れたが、【可能性として関西勢・神奈川勢】という所が降格。結局チームの大改造が凶と出ている。

 対して、鹿島やガンバは世代交代の並みを乗り切り来季も期待できる。
 横浜は中心選手放出のハンデなど感じさせず個性的なチーム運営が行われている。来期もアルディレスで、フロントが変なチームいじりをしなければ強さを維持できるだろう。 磐田も熟成の感はある。数年安泰か?
 対して名古屋・清水の将来には暗雲が立ちこめている

 勝負どころで自滅したセレッソ、力負けしたガンバ・柏、良いところに顔を出すもそれだけだった東京・福岡。それぞれが、未体験ゾーンに突入して壁に当たった。優勝経験の差を克服してワンランク上のクラブになるための肥やしにはなっただろう。だが芽を出すかどうかは、今オフのチーム作り次第だ。

けばけばしくなってきましたがは好印象の判断材料。
はマイナス要因になる判断材料です。







1st

2nd









短評


4 2
調
(オフ) 何故かホームで弱い。スタジアムで揉めているのが原因か?
(8節時点4位) 延長試合多すぎ。でもその延長の多くを勝っているのは立派というか勝点の損が1試合分の負けに匹敵しているというか。
(1st終了) 悪くはないが息切れ。手詰まり感を生まれさせないような「動き」が必要


5 3 2
追走 (オフ) アジア王者に相応しい試合をリーグ戦の中でも魅せていただきたい。
(開幕前) ACC'99-00やJスーパーカップを観ても内容によらず勝利を追求できるチーム。
(8節時点1位) 1マーク抜けた時点で半艇身リード。そのまま逃げ切るか。
(1st終了) 披露か連携の悪化か失速。服部の怪我も大きい。監督だけの所為ではないと思う。
鹿

8 3

(オフ) 分厚かった選手層をそぎおとした。新監督・新FWへの期待がつのる。
(開幕前) 新システムはACCで機能せず、4-4-2で戦った。 鹿島新生への道は険しい。 今期は挑戦者としてJに挑め。(開幕直後) よけいなお節介だったのか結構良いようです
(8節時点8位) 良いと思ったら、ベベット効果で低迷中
(1st終了) 可もなく不可もなく・・・とは鹿島サポは思わないでしょう。


5 4

(オフ) ミスター・ゴーンの指令によるリストラの結末や如何に
(開幕前) FWが3日で帰りました。 BSの解説者には評価が高い。
(8節時点2位) このへんの順位のチーム、めちゃくちゃ強いとは思えない。でも2位は立派。
(1st終了) 結局優勝。個人の力よりもステージ全期間において戦力を低下させなかった事が一番大きい。(柳想鉄怪我でも即座にエジミウソン獲得等)




9 5


(オフ) 躍進させた監督の解雇。また得点王の黄の韓国復帰等明るい話題が少ない。
(開幕直後) 新加入選手が噛み合っている。乱心などと書いたが、去年を若干下回る強さを維持できるかも。
(8節時点3位) キーマンは田坂。課題は守備、そして終盤に足が止まること。個性的というか替えがきかない選手が多いので怪我人も恐い。セレッソが突き抜けて3位と言うより、他チームが勝手に負けて3位に留まったという感じ。
(1st終了) 優勝を逃したのはプレッシャーに負けたというのもあるが、フロンターレの他にもガンバや名古屋の下位陣にも負けている。戦果として得た勝点が昨年と同じ事から、優勝するためにはやはり+αの補強(成長)が必要。



13 4 6

(オフ) ロシア2部リーグ得点王の獲得などガンバらしい補強。
 新主将の宮本がチームを引っ張り、吉原=稲本=宮本の若手を中軸に暴れてくれれば面白い。
 頼むで早野はん。アウェーでも勝てるようになれば残留は余裕なのだが。
(開幕直後) 大事な初戦で敗北。得点機も弱く、終盤の2失点で落とす。若いだけにずるずるいく可能性高し。残留を視野にいれた戦いをすべし。
(8節時点12位) なんとか盛り返したが、終盤の失点グセが修復されたのか疑問。負け出せば連敗という落とし穴は常に目の前で待ちかまえている。
(1st終了) はよこいクゼ


6 8 7
(オフ) 残留が必成目標。調布の新スタジアムのお披露目がJ2だったら淋しいと関係者は考えるだろう。
(開幕直後) 本当に伏兵だった。たまには予想が当たる(そのわりには左側には降格の文字が)
(8節時点5位) 優勝するなら1stだろうなと思っていたけどアマラオ離脱。集客的にレッズの穴を少しでも埋めていただきたいと思う今日この頃。
(1st終了) 2ndは研究されてくる。この勢いを持続して残留して欲しい。


3 13 8

(オフ) フロントは勝って兜の緒を締めているのか、経営状態が厳しいのか。方針の違いや、大量解雇で監督激怒と噂。
(開幕前) 監督も全てのタイトルを取ると息巻いており、シーズンオフの懸念は、ひとまず払拭されたと見るべきか。不安材料は、やはり怪我や退場による人材不足。だが、2ステージ制であることを利用するしたたかさが期待される。
(8節時点6位) 怪我人の多く苦戦。ACWCも取って若手にも自信が生まれていることでしょう。これから怪我人も復帰してくれば、1試合少なく勝点的にも差はないので、優勝の可能性は大きいです。
(1st終了) 自力優勝可能な位置にくらいついていたが、終盤失速。



12 7 9

(オフ) 優勝候補の一角。
(開幕前) スーパーカップの試合開始後は、磐田に比べてあまり仕上がっていない様子だった。監督の素早い修正で立てなおしたが、リーグで優勝を目指すなら、開幕当初にもたつく事は許されない。
(開幕直後) 案の定、もたつきました
(8節時点11位) 私を含め、多くのJリーグ予想をした人を泣かせたチーム。1stはそこそこの成績で終わりそうだけど・・・。
(1st終了) 結局1stもそこそこではない順位に低迷。2nd優勝でもすれば残留は可能だろう。



9 10 10



(オフ) サッカー自体は堅調なようではあるが、移転を前にして等々力がアウェー状態(?)になったらモチベーションの維持が出来るか? 調布ダービーをJ2で行うのは避けたいところだろう。
(8節時点9位) 順位的には非常に中途半端なポジションだ。
(1st終了) 韓国人だよりのサッカーはまるで関西貧乏Jクラブのようだ。もはや読売クラブの面影は何処にもない。


10 11 11



(オフ) J1の平均値? Jリーグでも珍しく優秀なフロントで、経営は比較的安定していると言われる。
 大崩れは一番無いだろう。だがカウンターサッカーのみで優勝というのも難しいかと。
(開幕前) そう思っていたけど練習試合結果はふるわない。(開幕直後) そして開幕数試合もふるわなかった。カムバック久保
(8節時点10位) 点が取れなくては勝てない。
(1st終了) 2ndは切り替えて行こう。2ステージ制は嫌いだけど、確かにこの辺の順位のチームには良い戦意高揚の動機付けになる。


7 14 12
(オフ) ユースはJユースカップで優勝したが、トップチームは契約更改大荒れ。新加入選手もアマチュア登録とヤバさが伝わる。 なお契約の方は現状維持で会社に言いくるめられたらしい。
(8節時点14位) 瞬間1位の目もあったけど、気がつけばガンバに抜かれてこの順位。だが勝点的にはくじける必要はない。内容も悪くはない。前を向いて戦うべし
(1st終了) 海本復帰後7位までのし上がった。ただしこのへんの順位はジェットコースターのように昇降するので油断できない。しかし薮田大丈夫か?


14 6 13
(オフ) 黒字になる最低限の出費で残留を勝ち取った。しかし高校生9人入団ってまともなユース組織は無いのだろうか(編注:経営難のためユースは縮小したらしい)とはいっても、もともと高校スポーツの強い地域。地域密着で将来的には強くなる可能性はある。 今年も、Jリーグ屈指の粘り強さを発揮したいところ。とりあえずホームでは勝ちきる必要あり。
(8節時点13位) 折角の黒字の半分が罰金?ふざけんな。勝って結果で川渕と木之元を見返してやれ。
(1st終了) 面白い戦いをするかと思えば、気がつけば14位。全国の受験生のためにも奮闘して欲しい


11 16 14

(オフ) フロントのやる気が解らない。 ユースが良いので無くなって欲しくないクラブ。J2に落ちても、JRはスポンサードを続けるのだろうか?
(開幕前) 上位陣にはかなわないかもしれないけど、それなりに仕上げているのかもしれない。若手の成長次第だが、今年もなんとか踏みとどまるか?
(8節時点7位) それなりに頑張っているが、楽観できない。
(1st終了) 同上。


16 12 15
(オフ) 資金力は豊富かもしれないけど毎年選手変えすぎ。道楽というのは言い過ぎで、スポンサーには頭が下がるが、フロントはその資金を活かす長期戦略を持っているのか? なお加茂・エンゲルス体制で、第2フリューゲルスという称号を拝領したらしい。
(8節時点16位) J2で横浜FCとフリューゲルスダービー
(1st終了) エジミウソンでも取り返しに行けパス持ってんだろ。選手はどうか知らないが、フロントには戦う気がない。



15 15 16

(オフ) 狙うはJ1中位。 フロントは昇格の意気そのままに補強に力を入れているようだ。が、遅れてきたサッカーバブルに危惧する声もちらほらある。
(開幕前) 新チームといえる陣容が巧く稼働するか? 監督も、J1のプレッシャーを心配している。
(開幕直後) 実は監督が心配するのは自分のクビだったというオチか?
(8節時点15位) これといった長所が見あたらないのは、私の目が節穴だからか?
(1st終了) ところどころ意地を見せるが残留しなければ最終的に意味はない

 

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