古本屋で見つけたら必ず買うこと。読んで損はしない。

題名 著者 概要及び寸評
タイムスリップ大戦争 豊田有恒  突如現代日本列島が丸ごと第2次大戦前の日本へタイムスリップした。
 日本国は大戦を回避しようとするが・・・・。

 最近のIF戦記と違い、変に細かく突飛な作戦や、トンデモ兵器が出ることもないので、読みやすい。
 古本屋で見つけたら即ゲット。

タイムトンネル大戦争 豊田有恒  長野での群発地震によりタイムトントンネルが発見される。そのトンネルは、大戦中の長野へと繋がっていた。戦火に荒廃する祖国の過去の姿。トンネルを通じ最初は人道的な物資の援助が行われた。そして、それが軍事的な援助になるのは時間の問題だった。

 これも読みやすい。この時期の他の歴史改変小説と違い、ちゃんとエピローグが描かれているのが良い。そのオチは苦いものではあるが。

モンゴルの残光 豊田有恒  東洋西洋裏返史。モンゴルが元(漢民族国家)とならず、アジア人が混在協和する世界帝国として発展した、黄人(ファンレン)中心の世界。
 さげすまれる白人が歴史改変のために過去へ向かう。
退魔戦記 豊田有恒  モンゴルの残光に似た舞台設定。元寇撃退の真相とは?
パチャマカに落ちる日 豊田有恒  インカ帝国の興亡
  豊田有恒  タイムパトロール物