●シンジ
ベッドに仰向けのシンジ
ミサト「彼はみずから死を選んだわ」
・・・
シンジ「冷たいね、ミサトさん」空回りするSDAT
シンジ「綾波が助けてくれんたんじゃないか」
レイ「そう。」「たぶん3人目だから」顔を伏せているシンジ
アスカに突き飛ばされるシンジのシーン
うずくまっているシンジ。
エントリープラグから救出されるトウジ。
エントリプラグを握りつぶす初号機
渚カヲルを握りつぶす初号機頭を押さえ込むシンジ
LCLの海に落ちるカヲルの首
LCLの中に落ちた首がブツブツと分裂する。
LCLのの首がいっせいにこちらを振り返る。その顔は自分。
●タイトル・クレジット
終わる世
界
第弐拾伍話
●クラック
端末を叩く葛城。「そう、こう言うことだったの」
ぁらんからん。落ちるコーヒー缶。
「みつかった?」
警告音とともに端末の画面が消える
ミサト「はじまったのね」
●『マギへのハッキング』のシーン(略)
●ゼーレ
「第666プロテクトか。穏便に事を済ませたかったがやむを得まい
ネルフ本部の直接占拠を行う」
●ネルフ本部
不安そうなネルフの歩哨
背後より刺殺される。広がる血溜まり。
ネルフ本部へ潜入する戦自特殊工作員
●戦略自衛隊、師団野戦司令部。
甲 「特殊艇身隊、ネルフ本部への侵入に成功」
甲 「普通科・機甲科の集結地での防護処置完了。
師団特科集団も射撃準備を完了しました」
無線音声『マセラ、ラシメ。支店の帳簿を掌握した。送れ』
乙(無線)『了解。待て』
乙 「全国連軍の弾道弾射撃準備完了しました」師団長 「弾道弾打撃によりジオフロントの露出を図る。
爾後、師団全火力での突撃支援射撃下に
速やかにネルフ本部へ突入・目標を確保。人類の敵を叩きつぶせ」
(各員、隷下部隊に師団長の命令を下達)
師団長 「ただちに火力打撃要求せよ」
乙 「了解」
乙(無線)『ラシメこちらマセラ。マルサの査察が入った。
ただちに帳簿を処分せよ、送れ』
幕僚長 「EMP警報・衝撃波警報発令」
甲 「電子防盾の用意急げ。各種電装品の電源断。
総員対衝撃姿勢」
乙 「弾道弾発射せり。初弾落達秒時150」
●N2弾道弾の弾着シーン
●ネルフ発令所
「奴等、加減って物を知らないのか!?」
「来るわね。エヴァパイロットは?・・・・・・・・云々
殺されるわよ。補足いそいで。」
●『首相官邸』のシーン(略)
●アイキャッチ
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●『蹂躙されるネルフ本部』のシーン(略)
●アスカ
「赤い奴を地底湖の水深70で発見」
水中のEVA弐号機への攻撃。
アスカ 「またこれに乗ってる。いや乗せられてる」 「うごくはずないのにこのポンコツ」 「ポンコツは私か」 爆雷攻撃を受けるうずくまった弐号機。
アスカ「もうイヤ・・・・。死にたい」
爆雷攻撃を受けるうずくまった弐号機。
光の中から手を伸ばしてくる女性のイメージ
「アスカちゃん一緒に死んで頂戴」
アスカ「ママ!」「ママ此処にいたのね」「一緒に死ぬわ」
女性の手がアスカの首に掛かる。
恍惚の表情を浮かべるアスカ。地底湖よりあがる十字の爆炎。姿をあらわす弐号機。ガクンと頭をたれる。次の瞬間、拘束具を引き千切り弐号機の口が開く。
4つの目を光らせ。顔を斜めに向けて咆哮する弐号機。
●ネルフ発令所
ミサト「非戦闘員は下がって」「後お願い」
●ミサト
「悪く思うなよ坊主」
葛城ミサトの奇襲
「悪く思わないでね」銃声。怯えるシンジ。「シンジ君!っ」
「ミサトさん・・怪我」
「大丈夫。それより初号機の所へ行って」
ジンジうつむいて無言。
「なに甘ったれてんの」
シンジを壁に押し付けて、顔を無理やり自分に向けるミサト
「あんたまだ生きてるんでしょ!」
「これからたくさんの人が死ぬのよ。
初号機しか、あんたしか、それを救えないの。
今あんたがやらなきゃ、一生あんたを恨むから。
許さないんだからね・・・。」
苦痛で語気が弱くなる
力無くシンジに覆い被さるミサト。
そのまま無抵抗にしゃがみ込むシンジ
苦労しつつ息を整えるミサト
「いいシンジ君。ドグマに降りるの。
アダム ううん リリスがサードインパクトの鍵。
・・・これを持っていきなさいお守りよ」シンジの上に崩れ落ちるミサト。
それを払いのけるでもなく、十字架を握りしめるシンジ。
十字架に落ちてくる、血滴。
赤く染まるシンジの制服。
床に広がるミサトの血液。
●戦自野戦指揮所
「あれでは使徒と変わらんではないか」
「ケーブルを狙え」
●弐号機の戦闘シーン(略)
●ドグマ
リツコ 「お待ちしておりましたわ」
ゲンドウ 「・・・・・」
リツコ 「母さん。一緒に死んでちょうだい」
否決するカスパー。
リツコ 「! 母さん娘より男を選ぶの」
ゲンドウ 「リツコ君。今まで本当に」引き金を引きながら「有り難う」
射撃音
リツコ 「うそつき」
●ネルフ発令所
伊吹 「アスカっアスカ返事して」
青葉 「パイロットの信号はありません」
日向 「まさか、エヴァに取りこまれたのか」
●EVA-01
夢遊病者のように、さまよう血まみれのシンジ。
手には十字架。突如壁面を突き破って、初号機の手が現れる。
ゆっくりとその手のひらに視線を移すシンジ。
初号機がシンジをつかみ引き寄せる。
闇に光る初号機の眼。「母さん・・・。
「父さんやミサトさんみたいに、
母さんも、またこれに乗って戦えって言うの。」
●ドグマ
ゲンドウ「欠けた心の補完。さぁ行こう。レイ」
●初号機とシンジ
「誰と戰うんだよ、
ミサトさん! 父さんっ 母さん・・」
「助けてよ」
「誰か僕を助けてよ」
●ドグマ
レイ「駄目。碇君が呼んでる」
ゲンドウ「レィイ」
つづく