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エヴァンゲリオン第弐拾伍話

●シンジ

ベッドに仰向けのシンジ

ミサト「彼はみずから死を選んだわ」
   ・・・
シンジ「冷たいね、ミサトさん」

空回りするSDAT

シンジ「綾波が助けてくれんたんじゃないか」
レイ「そう。」「たぶん3人目だから」

顔を伏せているシンジ

アスカに突き飛ばされるシンジのシーン

うずくまっているシンジ。

エントリープラグから救出されるトウジ。
エントリプラグを握りつぶす初号機
渚カヲルを握りつぶす初号機

頭を押さえ込むシンジ

LCLの海に落ちるカヲルの首
LCLの中に落ちた首がブツブツと分裂する。
LCLのの首がいっせいにこちらを振り返る。その顔は自分。

●タイトル・クレジット

 

終わる世

 

第弐拾伍話

 

●クラック

端末を叩く葛城。「そう、こう言うことだったの」
ぁらんからん。落ちるコーヒー缶。
「みつかった?」
警告音とともに端末の画面が消える
ミサト「はじまったのね」

●『マギへのハッキング』のシーン(略)

●ゼーレ

「第666プロテクトか。穏便に事を済ませたかったがやむを得まい
ネルフ本部の直接占拠を行う」

●ネルフ本部

不安そうなネルフの歩哨
背後より刺殺される。広がる血溜まり。
ネルフ本部へ潜入する戦自特殊工作員

●戦略自衛隊、師団野戦司令部。

甲   「特殊艇身隊、ネルフ本部への侵入に成功」
甲   「普通科・機甲科の集結地での防護処置完了。
     師団特科集団も射撃準備を完了しました」
無線音声『マセラ、ラシメ。支店の帳簿を掌握した。送れ』
乙(無線)『了解。待て』
乙   「全国連軍の弾道弾射撃準備完了しました」

師団長 「弾道弾打撃によりジオフロントの露出を図る。
     爾後、師団全火力での突撃支援射撃下に
     速やかにネルフ本部へ突入・目標を確保。

     人類の敵を叩きつぶせ」

(各員、隷下部隊に師団長の命令を下達)
師団長 「ただちに火力打撃要求せよ」
乙   「了解」
乙(無線)『ラシメこちらマセラ。マルサの査察が入った。
     ただちに帳簿を処分せよ、送れ』
幕僚長 「EMP警報・衝撃波警報発令」
甲   「電子防盾の用意急げ。各種電装品の電源断。
     総員対衝撃姿勢」
乙   「弾道弾発射せり。初弾落達秒時150」

●N2弾道弾の弾着シーン

●ネルフ発令所

「奴等、加減って物を知らないのか!?」
「来るわね。エヴァパイロットは?・・・・・・・・云々
殺されるわよ。補足いそいで。」

●『首相官邸』のシーン(略)

 

●アイキャッチ

 

NEON
GENESIS
EVANGELION

EPISODE:17
MOTHER

 

 

●『蹂躙されるネルフ本部』のシーン(略)

●アスカ

「赤い奴を地底湖の水深70で発見」
水中のEVA弐号機への攻撃。

アスカ  「またこれに乗ってる。いや乗せられてる」
  「うごくはずないのにこのポンコツ」
  「ポンコツは私か」

爆雷攻撃を受けるうずくまった弐号機。

アスカ「もうイヤ・・・・。死にたい

爆雷攻撃を受けるうずくまった弐号機。

光の中から手を伸ばしてくる女性のイメージ

「アスカちゃん一緒に死んで頂戴」

アスカ「ママ!」「ママ此処にいたのね」「一緒に死ぬわ」

女性の手がアスカの首に掛かる。
恍惚の表情を浮かべるアスカ。

 地底湖よりあがる十字の爆炎。姿をあらわす弐号機。ガクンと頭をたれる。次の瞬間、拘束具を引き千切り弐号機の口が開く。
 4つの目を光らせ。顔を斜めに向けて咆哮する弐号機。

●ネルフ発令所

ミサト「非戦闘員は下がって」「後お願い」

●ミサト

「悪く思うなよ坊主」
 葛城ミサトの奇襲
「悪く思わないでね」銃声。怯えるシンジ。

「シンジ君!っ」
「ミサトさん・・怪我」
「大丈夫。それより初号機の所へ行って」
 ジンジうつむいて無言。
「なに甘ったれてんの」
 シンジを壁に押し付けて、顔を無理やり自分に向けるミサト
「あんたまだ生きてるんでしょ!」
「これからたくさんの人が死ぬのよ。
初号機しか、あんたしか、それを救えないの。
今あんたがやらなきゃ、一生あんたを恨むから。
許さないんだからね・・・。」
 苦痛で語気が弱くなる
 力無くシンジに覆い被さるミサト。
 そのまま無抵抗にしゃがみ込むシンジ
 苦労しつつ息を整えるミサト
「いいシンジ君。ドグマに降りるの。
アダム ううん リリスがサードインパクトの鍵。
 ・・・これを持っていきなさいお守りよ」

 シンジの上に崩れ落ちるミサト。
 それを払いのけるでもなく、十字架を握りしめるシンジ。
 十字架に落ちてくる、血滴。
 赤く染まるシンジの制服。
 床に広がるミサトの血液。

●戦自野戦指揮所

「あれでは使徒と変わらんではないか」
「ケーブルを狙え」

●弐号機の戦闘シーン(略)

●ドグマ

リツコ   「お待ちしておりましたわ」
ゲンドウ 「・・・・・」
リツコ   「母さん。一緒に死んでちょうだい」
 否決するカスパー。
リツコ   「! 母さん娘より男を選ぶの」
ゲンドウ 「リツコ君。今まで本当に」引き金を引きながら「有り難う」
 射撃音
リツコ   「うそつき」

●ネルフ発令所

伊吹 「アスカっアスカ返事して」
青葉 「パイロットの信号はありません」
日向 「まさか、エヴァに取りこまれたのか」

●EVA-01

 夢遊病者のように、さまよう血まみれのシンジ。
手には十字架。

 突如壁面を突き破って、初号機の手が現れる。
 ゆっくりとその手のひらに視線を移すシンジ。
 初号機がシンジをつかみ引き寄せる。
 闇に光る初号機の眼。

「母さん・・・。
「父さんやミサトさんみたいに、
 母さんも、またこれに乗って戦えって言うの。」

●ドグマ

ゲンドウ「欠けた心の補完。さぁ行こう。レイ」

●初号機とシンジ

「誰と戰うんだよ、
 ミサトさん! 父さんっ 母さん・・」
「助けてよ」
「誰か僕を助けてよ」

●ドグマ

レイ「駄目。碇君が呼んでる」
ゲンドウ「レィイ」

 

 

 

 

つづく